歯科医院経営の要――集患力


自然素材のリニューアル

事例 ) 自然素材のリニューアル

「歯科医院経営Navi 内装・設計リニューアル編」は株式会社エコラインが運営監修をしています。
弊社がこれまでに手がけた歯科医院リニューアル事例をご覧ください。

東京都足立区前田歯科医院

案の見直し

最初に立てられたリニューアル案に以下のような希望が加わり、前田歯科医院のリニューアル案が固まりました。

  1. ユニットは5台にしたい
  2. 待合室にキッズコーナーを設置したい
  3. 待合室は土足にして、診察室に入るところで靴を脱ぐようにしたい
  4. 受付は入口に正対しないようにしたい
  5. カルテ棚には扉をつけて高級感を出したい

また、計画立案当初は1,700万円の予算だったものが、1,200万円に下げたいとのご相談がありました。このような条件下で話し合いながら最終的にプランが決定されたのです。

やすらぎの待合室

待合室は20〜50代の女性をターゲットにした落ち着きのあるインテリアにしています。玄関を入り木製の曲面の壁沿いに進むと受付があり、さらにその奥に待合室があります。

限られた面積の中で「なんとかキッズコーナーを設置したい」というご要望にお応えするためにご提案したのが、「曲面の壁」というアイデアでした。直径1mほどの小さな空間でありながらも小さな子どもたちには大人気。折り重なるようにして無邪気に遊んでいます。

全体の素材は土と木で統一し、壁の仕上げには珪藻土、床にはタイルを使用。柔らかな質感が医院全体に落ち着きを醸し出しています。造りつけ家具にはテーマカラーの茶色に塗られた木材がふんだんに使用。天井や壁面には雰囲気のある間接照明が設置され、一段と高級感を演出しています。物品する販売は受付カウンターの上に並べず、受付脇に専用の棚を設置しました。

待合室には7脚のイスがあります。お待たせできるのは7人の患者様ということになりますが、ユニットを増設したのでこの数でも足りるという判断です。しかしリニューアルの結果、患者様が大幅に増え、今ではイスが足りなくなっているのだとか。嬉しい誤算でもありますが、予測はなかなか難しいものです。

広がりとプライバシーの診察室

ユニットは当初3台の設置予定でしたが、歯科材料屋さんのご提案により、パワーウォールを使っての4台の設置が実現したのです。その他に特別診察室を設置し、ユニットは全部で5台になりました。

特別診察室の前にはカウンセリングコーナーを設置。3人が座れるほどのスペースですが、独立しているためプライバシーを守ることができます。

ユニットの間にはガラス製のパーティションを設置し、半透明と不透明のフィルムを貼り分けました。広々とした空間と患者様のプライバシー確保の両立をしています。このガラス製のパーティションは特別診察室などにも使われ、「見せつつ隠す壁」として独特の雰囲気を生み出しています。

消毒コーナーなどはコスト削減のため既存のものを利用しています。インテリアとの調和を考え木質プリントのシートを貼りました。床には、たくさんの人が歩くことやキャスターつきのイスが行き来することを考え、耐久性のある無垢のフローリングを使っています。

業者の選定と工事

設計が終了し、見積りを2社の施工業者にお願いしました。A社は1,750万円、B社が1,830万円でした。A社に決定した上で予算削減のための設計内容の見直しを行いました。「やすらぎのある空間作り」を実現しながら、材料や設備の見直しを行い、最終的には1,240万円で工事発注をしました。

歯科医院設計「やすらぎと高級感」

歯科医院設計「やすらぎと高級感」木と珪藻土を使った温かい待合室。キッズコーナーもあり過ごしやすい空間になっています。


歯科医院設計「土足で入れる待合室」

歯科医院設計「土足で入れる待合室」土足で入れる待合室には1人用のイスを置いています。


歯科医院設計「個室のような診察室」

歯科医院設計「個室のような診察室」患者様はもちろんスタッフにとっても健康的な場所になるよう、材料にも配慮。プライバシーも確保しています。


歯科医院設計「見せつつ隠す消毒コーナー」

歯科医院設計「見せつつ隠す消毒コーナー」消毒コーナーも半透明ガラスのパーティションで区切り、見せつつ隠すようにしています。


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